フリーターは事務作業やルーチンワークへの対応力の高さ

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 転職コンサルタント 山田 元春

フリーター時代の事務作業の経験をアピールしよう

フリーターとして働いた経験が長い方の中には、正社員としても活かせるスキルを持ってられる方が多くいらっしゃいます。例えば事務作業です。バイトで事務作業を行ってきたという方は、事務作業を様々な職種で経験してきたかもしれません。その場合、細かな内容は違えども、事務作業に必要なパソコンスキルや電話応対能力、帳簿への記載作業、ファイリングなどどの会社でも通用するスキルを多少なりとも積んできたことでしょう。

 

事務作業の経験がある方は普通、他のバイトを探す時にもやはり事務作業を希望する可能性があります。そのようにしてさまざまな現場で身につけたスキルは、正社員として就職する場合にもやはり生きる可能性大です。特にパソコンスキルや電話応対能力、ビジネスマナーとは必ず身につけておきたい基本的なスキルです。就職活動する場合は自分の経験値を全面に出すと効果的です。

ルーチンワークへの対応力の高さもアピールしよう

これまでフリーターとして働いてきた職場がルーチンワーク主体の職場である場合、集中力や責任感をアピールするポイントとしてその経験を用いることができます。ルーチンワークは同じプロセスの繰り返しの作業のため、集中力のない方にとっては難しい分野です。そのような職場で比較的長い間働いてきた経験がある場合、少なからず高い集中力の持ち主であることの証明となるでしょう。

 

また ルーチンワークの特色とも言える、あらかじめ定められた作業を淡々とこなす能力は、責任感があることを示すものともなるでしょう。注意力が散漫な労働者は、変化の少ないルーチンワークを長期間行うことは難しいものです。

前職での経験は多くの場合プラス要因になる

現在行なっている仕事や最近まで行なっていた仕事が、仮に現在希望している職場の作業とまるで違うものであったとしても、その経験が何かしらの仕方で新しい職場で活きる可能性は十分にあります。先日のような集中力や責任感はもちろん、コミュニケーション能力やパソコンスキル、ビジネスマナー、論理的思考力など自己アピールをする時に言及できる様子は何かしらあるはずです。就職エージェントとのキャリアカウンセリングを活かしつつ、自分の長所を客観的に分析して、面接で最大限に生かすように努力してください。

監修・著者 転職コンサルタント 山田 元春

転職エージェントとして、仕事探しのサポートをしています。第二新卒やフリーターの方もご希望の仕事に就けるようアドバイスしていますので、このサイトでも役に立つ情報を発信していきます。 これまでの就職活動でうまくいかなかった方もやり直しができるようしっかりとお手伝いさせてもらっています。

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