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フリーターが面接や試験で結果を出すためのメンタルコントロール

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 転職コンサルタント 山田 元春

フリーターは面接や試験ではメンタルコントロールが大切

現在就職活動されている方やこれから就職活動を始めるという方にとって、希望の就職先に採用してもらうために行うべき工夫や意識すべきポイントは多くあります。例えばその会社で活かすことができる資格を取得したりスキルを伸ばしたりすることが大切です。基本的な社会問題の知識を取り入れたり、ビジネスマナーをわきまえることも欠かせません。

 

しかしそれに加えてメンタルコントロール力を向上させることも大切です。自分をアピールする場である面接やスキルを証明する試験において本来の実力を発揮するためには、メンタルの強さが重要な要素です。就職活動している方の中には、「面接で緊張してしまう」という方や、「言いたいことが言えない」と悩んでおられる方も少なくないでしょう。ある程度のプレッシャーは当然のことですが、メンタルコントロール力を養うことで、緊張やプレッシャーを和らげ、理想的なアピールができるようになります。

緊張状態は良いチャンス?

全く緊張しないようにすることは不可能です。というよりはある程度の緊張はあった方が良いです。実は緊張して心臓の鼓動が速くなったり震えたりすることは良いシグナルです。上手にアピールするという目標を掲げて面接や試験に臨んだとしても、ある程度不安感は感じるものです。その時体は自動的にアドレナリンを分泌するように信号を発します。するとアドレナリンが急増して、結果として鼓動が速くなったり、呼吸が変わったり、汗をかいてあり、手や膝や声が震えたりします。

 

これは体のエネルギー量が多くなっている証拠であり、目の前の課題をこなすように体がサポートしている印でもあります。つまりいわゆる緊張している状態は、エネルギーが増えている証拠です。そのエネルギーを目標を達成するためにうまく転換することができれば、パフォーマンスが高まります。

メンタルコントロール力を養うコツ

緊張時に高まるエネルギー量を上手に活用するためには、事前の準備が非常に大切です。徹底的に面接のシミュレーションを行い、自然なトーンで話すことができるようになるまでよく練習します。練習量の多さは必ず結果につながります。面接の場合、特に最初の切り出しをいかに上手に話せるかが大きなポイントです。自己紹介であれ志望動機であれ、最初に話すことがらを予想しつつ、思い切りよく話すように練習しましょう。最初の出だしが良いと続く自己アピールもうまくいきやすくなります。また練習する際には頭で考えるだけではなく実際に声に出して練習すると良いです。自分の耳に聞かせることで、自然な感じで話せているかどうかを判別しやすくなるでしょう。

 

また自分の強みをよく意識することも大切です。自分のウィークポイントではなく資格やスキルや得意分野などに意識を集中することで、自然と自信が湧いてきます。「自分にはこのような誇りに思えるポイントがある」と考えている方は、確信を込めて話しやすくなるでしょう。

監修・著者 転職コンサルタント 山田 元春

転職エージェントとして、仕事探しのサポートをしています。第二新卒やフリーターの方もご希望の仕事に就けるようアドバイスしていますので、このサイトでも役に立つ情報を発信していきます。 これまでの就職活動でうまくいかなかった方もやり直しができるようしっかりとお手伝いさせてもらっています。

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